脳梗塞

脳梗塞の救急診断と治療

脳梗塞の診断法と治療法は最近の数年間に大層進歩しました。当院ではこれらの進歩を先取りして治療に取り組んでいます。
現在、日本では脳梗塞と脳出血の割合は4:1で脳梗塞が圧倒的に多く、脳梗塞の患者さまにおいては超早期に診断して治療することによって後遺症を最小限にくい止める事が出来ます。

脳梗塞の診断法と治療法は最近の数年間に大層進歩しました。当院ではこれらの進歩を先取りして治療に取り組んでいます。
CTでは発病から2~3日を経ないと脳梗塞の確定診断をできませんが、当院の 1.5テスラ(15,000ガウス)の磁場のMRI装置を用いて行う特殊な方法によると発病から3時間以内でも脳梗塞を診断出来ます。
脳梗塞の急性期において大事な事は脳のどの動脈がつまったかをすみやかに診断することです。このために脳梗塞の超早期診断ができる1.5テスラMRI装置を、そのまま用いて脳の血管を描き出します(MRアンギオグラフィー)。
脳梗塞を発生した血管が判明したならば『脳血管内手術』という方法によって血管内を塞いでいる血液の塊り(血栓)を溶かしたり、動脈硬化で細くなっている血管を拡げる治療を行います。脳血管内手術では、細い管(カテーテル)を足や手の動脈から入れ、カテーテルを動脈に中を脳まで移動させて治療を行います。

写真は発症後2時間に行なわれた脳血管内手術で閉塞した血管が再開通し血流が再現して症状は消失しました。しかしこの様な脳血管内手術は、発病から6時間以内でなければ、症状をかえって悪化させます。
イムス横浜狩場脳神経外科病院では24時間救急体制をとり、発病から3~5時間で治療を開始できるようにしています。

脳梗塞例の脳血管撮影画像

【左】矢印の部分で動脈がほとんど閉塞してしまうくらいに非常に狭くなっていて、このため脳梗塞を発生しました。
【右】脳血管内手術によって狭くなっていた動脈が拡がり、片麻痺も消失しました。

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