リハビリテーション科

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リハビリテーション科について

リハビリテーション科基本方針

  1. 期間にとらわれず,最大限の機能回復を目指します.
  2. 患者や利用者,家族の望む生活の獲得を目指します.
  3. 社会生活に向けた自立支援を目指します.
  4. すべての人に望まれるセラピストを目指します.
  5. 従来のリハビリテーションに囚われず,イノベーションを目指します.

リハビリテーション科の特徴

リハビリテーション科は医師1名、理学療法士39名、作業療法士35名、言語聴覚士11名、MSW1名、事務3名の総勢90名のスタッフからなります。
将来的には、100名体制で脳卒中集中治療室を含めた超急性期リハビリテーションから回復期リハビリテーション、生活期・在宅リハビリ―ションなど、脳卒中患者様を発症直後から区切りをつけずに一貫したリハビリテーションを提供できる体制で臨み、患者様が納得して満足できるリハビリテーションを目指しています。

リハビリテーション科施設基準

  • 脳血管疾患リハビリテーション(I)
  • 回復期リハビリテーション病棟入院料(I)
  • 充実リハビリテーション提供加算
  • 訪問リハビリテーション(医療保険・介護保険)
  • 短時間通所リハビリテーション(介護保険)

技士長のご紹介

技士長 作業療法士  福留大輔

当院では、脳血管疾患に対するリハビリテーションに特化しており、脳卒中ケアユニットなど超急性期から回復期・生活期と1人の患者様を一貫してリハビリテーションを提供できる病院です。

急性期と回復期のリハビリテーションのさらなる強化と、退院後の生活にも積極的に介入し、発症後どの時期のでも充実したリハビリテーションを提供できる環境を作ります。

新人教育や卒後教育にも力を入れ、プロフェッショナルであり、また患者さんから必要とされるセラピストを育成し、より良いリハビリテーションを目指します。

このような環境で患者様のために一緒に働いてみませんか? まずは見学をお持ちしております。

    略歴

  • 鹿児島医療技術専門学校卒
  • 東京工科大学 医療保健学部 臨床教授
  • 神奈川県リハビリテーション事業団 幹事
  • 日本作業療法士協会 代議員
  • 神奈川県作業療法士会学術誌 編集員
  • ADOC(Aid for Decision-making in Occupation Choice)共同研究者
  • IMSリハビリテーション部門 科長運営会委員
  • IMSリハビリテーション部門 OT会代表幹事
  • IMSリハビリテーション部門 リハ業務部 副代表

理学療法部門および回復期リハビリ担当責任者のご紹介

患者様に対し、促通反復療法・低周波電気治療法・認知運動療法・神経現象学リハビリテーションなど様々な手法で介入しています。その中でも、移動手段の獲得は、患者様の自由獲得と同義と考え、特にこだわりを持って発症直後から退院後の生活まで介入しています。

また、セラピスト自身が生き甲斐を持って働けるように、コーチングやグループワークなどを通して自らの成長を加速させるような人材育成も行っています。

係長 理学療法士  渡邉徹

リハビリテーションの流れ

急性期リハビリテーション

入院期間2週間前後において、集中的な訓練(120分以上)を行い在宅・社会復帰を目指します。

回復期リハビリテーション

入院期間2~5か月で機能回復訓練・日常生活訓練・屋外歩行訓練・公共機関利用などの訓練を、毎日(日~土)1日平均3時間以上の訓練を行い在宅・社会復帰を目指します。

通所・訪問・外来リハビリテーション

退院後のリハビリテーションとして、さらなる在宅生活の拡大(屋外歩行や公共機関範囲の拡大や調理などの家事動作獲得、職場復帰など)を目標であれば訪問リハビリ、手足の機能回復を目指す「機能回復外来リハ」を勧めています。

理学療法

「移動手段の獲得」にこだわり、退院後により良い生活範囲を獲得するために、発症直後より積極的な理学療法を実施し、現在起こっている現象・問題点だけでなく、将来長きにわたって起こりえる問題に対しても考慮し理学療法を勧めています。

入院期間中は、その方の体に合った車椅子を選定・設定し、入院生活から自立できるようにモジュラータイプの自走型・リクライニング車椅子を提供や適切な装具を選定し、段階づけて移動能力を改善していきます。

また、必要性に応じて訪問リハビリテーションや外来リハビリテーションで、屋外歩行範囲の拡大や公共交通機関利用など、社会生活に適応可能なように、ご家族と連携を取りながら行っています。

作業療法

発症当日から作業療法の指示でており、廃用症候群の予防と早期離床を積極的に進めていくことはもちろん、急性期の時期から上肢・手指の促通機能訓練や日常生活動作訓練、高次脳機能訓練、生活環境の調整等を行い、回復期リハビリテーション、生活期リハビリテーションに繋げています。

また、さらなる上肢機能改善を図るため電気刺激療法・振動刺激療法と促通訓練を併用したアプローチ、退院後の生活拡大を目指した訪問リハビリテーション介入、復職の検討・支援や手の機能回復を行う外来リハビリテーションを行います。

言語聴覚療法

失語症、高次脳機能障害、構音・嚥下障害などの患者様に対し他職種と連携を密に行い、積極的な訓練を急性期から回復期まで提供しています。
また、必要性に応じて、退院前に自宅訪問を行い、その患者様がより良いコミュニケーションが可能になるような環境を調整、支援をご家族とともに行っています。

今後は、栄養サポートチームを立ち上げ、患者様の栄養面・摂食・嚥下能力向上に努めていきます。また、iPadを導入し、高次脳機能障害に対するアプローチの幅を広げていきます。

訪問リハビリテーション

退院後、さらなる在宅生活の拡大(屋外歩行や公共機関利用範囲の拡大や調理などの家事動作獲得、職場復帰など)を目標に利用者様(患者様)とご家族と一緒に設定し行っていきます。

頻度は、2~3か月/週1・2回で行いますが、必要性に応じ変更になります。

当院訪問リハビリテーションの特徴

自立支援型訪問リハビリテーションを推奨しています。
自立支援型訪問リハビリテーションとは、患者様が望む生活スタイルを聴き取り、その実現を図るために、心身機能や環境などの関連要素を分析し、リハビリテーション計画を立て、家族や他職種とともに、それを実行・促進し、最終的にはその患者様が自立できるような最少な介護支援に繋げることを目的としています。

具体的な取り組みとして、退院後の生活環境設定として、デイサービスでの入浴や自宅での入浴サービスなどに対し、入浴動作の獲得のまでの生活訓練・環境設定および介助指導などを行うことでご自宅での入浴が可能になる介入や、退院時の能力として自宅内歩行、家周囲歩行のみの設定を町内会への参加や公共機関利用の獲得に勧めていく介入など、発症前の生活スタイルを獲得するためのサービスを目標とします。

外来リハビリテーション

脳血管疾患のリハビリテーションは、発症から6か月間と法律で定められています。しかし、6か月以降も適切なリハビリテーションを行うことで動かなかった手足が改善することがあります。

当リハビリテーション科では、発症期間にとらわれず機能回復を目的に1か月単位で外来リハビリテーションを行っています。
1か月ごとに専門的な検査を行い、改善が認められれば、さらに1か月ごとで継続していきます。

頻度は、専門的な集中的訓練が必要なため、週2・3回/1回1~2時間となります。

通所リハビリテーション

脳卒中フィットネスジム(短時間通所リハビリ事業)

当院通所リハビリテーション(以下、通所リハビリ)は、1時間以上2時間未満の通所リハビリで運営を行っております。当院通所リハビリ施設に、公共交通機関を利用して通って頂くことで、自立支援を促進し、その人らしい生活を営むことができるよう取り組んでおります。その為、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士(以下セラピスト)が、利用者様と開始時に予め目標を共有し、自立して頂くための個人ごとの自主訓練プログラム70分程度の実践とセラピストの20分程度の個別訓練とを基本としたリハビリテーションを行います。

かかりつけ医、指示医の治療方針に従い介護支援専門員(ケアマネージャー)の作成するケアプランに沿って、他のサービスと連携しながらリハビリテーションを実施します。

  1. 自立したリハビリテーションの確立(自主練習の獲得)
    一人一人の症状に合わせたプログラムを提案します.
  2. リハビリテーション・生活に関した相談窓口の設置
    『手足の麻痺が強くなった‼』『最近、歩行が遅くなった‼』『日常生活が困難になった‼』などの相談を受けた時に、集中的な訓練が可能な外来リハビリに一時的に移行するなど提案をします.
  3. 将来的には、ヨガ教室や調理教室,栄養科とのコラボによるダイエット教室など,従来のリハビリに囚われず,イノベーションを起こして,自立支援を応援します.

リハビリテーション科部長
永井 美穂(ながい みほ)
経歴東京医科歯科大学医学部 卒業
認定・専門医 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医

リハビリテーション科の取り組みと活動

脳卒中の後遺症に有効とされる促通反復療法(川平法)の理論と講義・実技内容を紹介いたします。

問い合わせ

[担当]リハビリテーション科 事務員 藤井・技士長 福留

[お問い合わせ対応時間]月・火・木・金曜日の9:00~15:00

入職者からのメッセージ

作業療法士 箭川えりか(平成27年4月入職 経験10年目)

私は、平成27年4月に入職させていただいた、今年10年目になる作業療法士です。
当院に入職した理由は、急性期、回復期、生活期とさまざまなライフステージにたつ患者さまを支援できる環境が整っていることです。
私は以前、急性期、外来のリハビリを主に行う病院に勤めておりました。多くの患者さまに接することができた一方で、一人の患者さまを長い期間支援できた経験がなく、回復期のリハビリテーションに大変興味がありました。しかし、転職を考えていたときはすでに8年目であり、新しい環境にこの経験年数でうまく打ち解けることができるか、悩んでいました。
そんなときに、当院の技士長に職場見学を相談したところ、快く応じていただけました。リハビリ室がPT/OT/ST共通になっておりお互いの治療場面をすぐに共有できる環境、スタッフの落ち着いた雰囲気に惹かれ、見学したその日に入職を志願しました。現在は当院で回復期専従として勤務し、一人ひとりの患者さまと、じっくり向かい合い、取り組む日々を過ごしています。
私は1児の母でもあり、回復期病棟で働くにあたって、残業や土日勤務に対して不安がありました。しかし当院は、残業がほとんどないこと、病院の託児所が利用できること、また突発休になってしまったときのサポート体制がしっかりしていることがあり、子育てしながらも働きやすい職場です。
昨年は、育児をする傍ら、イムスグループのリハ学会で発表する機会もいただくことができました。
当院は、さまざまなライフスタイルのスタッフが、同じように働きやすい環境であると感じています。これからも、育児と仕事を両立しながら、しっかりとOTとしての役割を果たしていきたいと思っています。

理学療法士 宮﨑真奈美(平成28年度入職)

当院は急性期から在宅まで1人の患者様と長く関わることが出来るため、一連のリハビリ過程を幅広く学ぶことが出来ます。
初めてのことばかりで、先輩方に迷惑を掛けてしまうことも多々ありますが、その度に丁寧に説明してくださり、時間を割いて相談にも乗ってくださります。自分の知識不足で悩み、悔しい思いをすることもありますが、先輩方や周りを見て頑張ろうと思える職場です。そのようなスタッフの暖かさも当院の魅力の一つだと思います。早く先輩方に追いつけるように、また質の高いリハビリテーションの提供が出来るよう日々頑張っていきたいと思います。
知識・技術の成長とともに、プライベートも充実させることが出来る病院で一緒に働いてみませんか?

作業療法士 小竹克郁(平成28年度入職)

当院の特徴は急性期、回復期、在宅と一人の患者様と長く関われるところです。このことにより一連のリハビリを経験することができそれぞれのリスク管理やリハビリの特徴が学べ、とても勉強になります。
臨床では患者様と接する際、在学時に学んだ知識や技術だけでは十分ではなく、自身の力量に悩むこともあります。しかしOT、PT、STと職種に関係なく先輩方は皆、一年目の私に対し丁寧で優しくアドバイスをしてくださいます。また、週に1回OTだけのミーティングがあることや担当の指導者がいるおかげで困ったことはすぐに相談でき、職場の雰囲気も明るく、とても働きやすい環境です。 更に今年度はリハビリテーション科の新入職員が18名おり新人ならではの悩み、相談、そして、プライベートでの関わりも多く毎日充実した日々を過ごしております。 早く一人前の作業療法士になれるよう先輩方に追いつくつもりで日々勉強し質の高いリハビリが提供できるよう頑張りたいと思います。 脳神経外科に興味のある方、また急性期から携わりたい方は是非当院に見学に来てください。

言語聴覚士 川崎賢太(平成28年度入職)

当院では、急性期から在宅まで一人の患者様と長く付き合っていけるため、一連のリハビリ過程を幅広く学ぶことが出来ます。新人に向けて先輩方がさまざまな勉強会を企画してくださり、ST分野のみならず懇切丁寧に教えてくださります。仕事はもちろんですが、当院の一番の魅力は、スタッフの温かさだと思います。私は地方出身で入職した時は、初めて体験することが多く戸惑いが多かったです。そんな時先輩方は困ったときは何でも聞ける雰囲気づくりや配慮をしてくださいました。
STは本年度3名が入職し、それぞれがバイザーの元で評価や訓練などの指導を受けながら、少しでも早く先輩方に近づけるよう日々業務に邁進しております。

教育システムに関して「リハビリテーション科 セラピスト育成プログラム」

I 専門的研修

1. 新人教育プログラム(新入職員~2年目)

・CT・MRI画像の見方  ・急性期脳卒中リスク管理  ・ROM訓練の実践的アプローチ
・車椅子の選定とシーティング  ・基本動作の評価と訓練   ・トランスファー研修
・歩行の評価と訓練  ・呼吸器の基礎  ・摂食・嚥下の基礎
・脳神経外科の基礎知識

2. 総合研修(1年~5年目)

・目標設定方法と訪問リハ実践   ・手技1ボバース  ・手技2促通反復療法
・手技3認知運動療法   ・上肢機能の評価と訓練   ・運動器リハの基礎と応用
・研究法と発表のまとめ方  ・物理療法の基礎と応用  ・臨床実習指導講習
・教育方法論  ・車椅子シーティングの応用実践  ・摂食嚥下の応用的実践
・装具療法  ・高次脳機能障害と復職支援

3. 専門研修(6年目以降)

II 業務的研修

1. 一般的業務(新入職員~5年目)

・セラピストのための接遇研修  ・医療保険 診療報酬の仕組み
・介護保険 介護報酬の仕組み  ・診療カルテの見方・リハ診療録の記載方法
・基本業務内容(予定表作成・単位入力・リハ計画書・カンファレンス物理機器の使用方法など)

2. 管理職研修(6年目以降)

・リハビリテーション部門の運営方針 役職者の役割
・マネージャー基礎研修 業務管理と問題解決

※臨床実践能力を高めるプログラムでセラピストを支援します。

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